シーラカンスの日 魚
1952年のこの日、7500万年前に絶滅したはずのシーラカンスがマダガスカル島沖で捕獲され、学術調査が行われました。シーラカンスは、これより前の1938年に南アフリカで捕獲され生存は確認されていましたが、学術調査が行われたのはこれが初めてのことでした。
発見されたシーラカンスは化石で発見された昔のシーラカンスとほとんど形態が変わっていないことから、「生きた化石」と呼ばれています。
記念日一覧
デパート開業の日 歴史
1904年、東京・日本橋で三越呉服店がデパート形式での営業を開始しました。当時は1店舗1種目の販売が主流だったため、多種多様な商品を1つのお店で買えるという便利さや、豊富な品揃えから大きな話題を呼びました。
ブリ(鰤)の日 魚
ブリは魚へんに師と書き、「寒ブリ」と言われるとおり12月に旬を迎えます。そして「2(ぶ)0(り→りん→輪→わ)日」の語呂合わせから20日となりました。ブリは大晦日の年越しの膳に白米と一緒に食べる「年取り魚」で、関東では鮭、関西ではブリが主流です。
霧笛記念日 海洋
1879年、青森県・津軽海峡の尻屋崎灯台に日本ではじめての霧笛が設置されました。霧笛(むてき)とは、濃い霧で視界が悪い時に、船舶や灯台が大きな音を出して自分の位置を知らせ、衝突事故を防ぐためのものです。
果ての二十日 風習
1年の終わりの12月を「果ての月」といい、「果ての二十日」とは12月20日のことです。12月はとにかく忙しい月ですが、この日は一切の仕事を休めて静かに過ごす日と伝えられています。江戸時代、京の都の入り口である粟田口には刑場があり、罪人はこの果ての二十日に首を切られていました。罪人は最後に一つだけ願いを聞き入れてもらうことができたため、町の人はこれを恐れて家族や特に女の子の外出を控えていたといわれています。このような話や罪人の命を忌み慎む意味で、「果ての二十日」の過ごし方が伝わったと言われています。また、奈良県では「果ての二十日」に山中に「一本足」という妖怪が現れ、この日だけ人の命を奪うという伝説が残っています。そのため12月20日に山に入ることを避ける風習が今でも残っている地域があります。
過去の出来事
1952年 初の民間ボウリング場
東京・青山に日本で初めての民間のボウリング場ができる。
1991年 トイザらス1号店開店
トイザらスの日本1号店が茨城県で開店。
2007年 エリザベス2世 最高齢の英国王に
ヴィクトリア女王を抜いて、エリザベス2世が史上最高齢のイギリス国王となる。
誕生日の有名人
- 池森秀一 1969年 ミュージシャン(DEEN)
- 虚淵玄 1972年 シナリオライター
- 寺島拓篤 1983年 声優
- 水田航生 1990年 俳優
- 中元すず香 1997年 アイドル(BABYMETAL)
毎月20日の記念日
コラム
デパートの化粧品売り場が1階に多い理由
「デパコス」とは、デパートや百貨店のコスメカウンターで販売されているコスメのことです。そのデパコスは、1階にあることが多いことに気付きませんか?
多くのデパートや百貨店では、化粧品売り場を1階に設置しています。化粧品や香水は匂いがフロアに充満しやすいため、1階なら人の出入りが多く、いくつもの出入り口から換気が行えるためです。
最近では1階が食品、メイン出入り口の2階に化粧品売り場、というデパートも多いですね。
もちろん1階はお客さんが必ず利用するフロアなので、女性客を引き寄せる狙いもあります。化粧品売り場の上の階にアクセサリーや婦人服売り場があるのも同じ理由です。