5月13日は何の日？

直訳すると「五月の嵐の日」。2月14日のバレンタイン・デーから88日目、八十八夜の別れ霜にちなみ、別れ話を切り出すのに最適な日、別れ話を切り出していい日などとされています。「メイストーム」という語は和製英語であり、「メイストーム・デー」も日本が起源とされています。

1806年、アメリカ・ニューヨークの週刊新聞バランス・アンド・コロンビア・リポジトリに「カクテル」という名称が初めて登場しました。その翌週の5月13日号に、読者からの問い合わせに対してカクテルの定義が初めて文書化され、これを記念して5月13日がカクテルの日として広く知られています。

「竹酔日（ちくすいじつ）」は、中国の俗説で、竹を植えるのは旧暦5月13日に行うとよいといわれています。竹が酒に酔っていて、移植されても分からないためで、この日に移植された竹はよく繁茂すると言われています。

ファティマの記念日は、ポルトガルのファティマで起きた、カトリック教会が公認している聖母の出現の一つです。1917年5月13日、3人の少女の前に聖母マリアが出現し、第一次世界大戦の終焉と第二次世界大戦の勃発、人々の回心への要求と地獄の実在、などを預言しました。ローマ教皇庁は奇跡として公に認めましたが、第三の予言は秘匿していました。最初の聖母の出現のあった5月13日がファティマの記念日に制定されたのは50年後の1967年でした。